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まだまだ不明なことも多い

カウンセリング

タイプに合った対処法を

うつ病はまだまだ不確かなところが多く、分類にもいろいろな学説があります。もっともポピュラーな区分の仕方では、内因性・心因性、身体因性の3種に分けられています。内因性は、特に外的な要因がないのに自然発生的におこるもののことです。性格や遺伝など、元々この病気になりやすい素質を持っていることが原因という説と脳の中のメカニズムに何かしらの障害が発生しているという説があります。そのため、治療の際には、神経伝達物質の働きを高めて脳内を正常化する抗うつ剤が使用されることがほとんどです。一般にうつ病と言われているのは、このタイプになります。そして、内因性と区別がつきにくいのが心因性です。精神的にショックな出来事がきっかけで、うつ状態が長期化して発症するパターンがほとんどです。家族との死別により眠れない、お酒の量が増えたという状態が、数か月続いているようなら心因性タイプに該当しますが、1年も続いているのなら内因性タイプに区分されます。そして、身体因性は、体の病気や薬が脳に影響して起こるタイプです。たとえば、脳卒中などで倒れた後には、発症する確率が高いことがわかっています。症状が出にくい脳梗塞でも同じようなことがわかっています。このタイプでも薬剤が使用されますが、純粋な心の病気とは区別されることも多く、根本的な原因となっている病気の治療や服薬の中止が優先されます。うつ病は治療により症状が改善されても、再発しやすく繰り返す人が多くみられます。どれぐらい続ければ完治するという保証はなく、維持期に入っても再び急性期同様の症状に戻ることもあります。うつ病というのは再発を繰り返すうちに、ストレスに過敏に反応しやすくなる病気です。そのため、最初の時よりも小さなストレスでも発症することも多いです。維持期に入ると、再発はしない、したくないという気持ちが高まります。そのため、再び気分が落ち込み、睡眠がとれていなくても隠そうとしがちです。早期に対処すれば、重症化することはほとんどありません。この時期は、通院のスパンが1か月に1度というように長くなってきますが、症状が少しでも悪化してきたと感じるのなら、予約日を待たずに病院に連絡を入れて受診することが大切です。既に自分に合う抗うつ剤や対処法が見つかっている場合は、たとえ治療過程で後退しても、長引かせることなく症状を落ち着かせることができます。このように治療中は一進一退となるため、一度、克服できたのだから今回もという気持ちで治療に取り組むことが大事です。医師は完治のイメージを持って、治療計画を立てていますので、わからないことや不安なことはその都度、相談していくようにします。

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